創業者

イスカル社の歴史は、1952年に創業者ステフ・ベルトハイマー氏と妻のミリアムが、
イスラエルのナハリヤにある自宅のガレージにて、ろう付け⼯具を製造したところから始まりました。
彼らには先を見抜いて行動する力があり、熱心な努力と技術革新への挑戦を継続してきました。
1950年代、家族で経営していたビジネスから、世界第2位のマーケットシェアを誇る超硬切削工具メーカーへと
成長したイスカル社は、現在世界60カ国以上で販売拠点を展開し、世界的に売上を伸ばし続けています。

1980年代、ステフ・ベルトハイマー氏の息子であるエイタン・ベルトハイマー氏が父を引き継ぎ、
イスカル社を金属加工業界のリーディングカンパニーに成長させました。

事業拡大したイスカル社は、本社をイスラエルの西ガリラヤ地方に位置するテフェン工業地帯に移転しました。
その当時から ステフとエイタンの間では革新的なアイデアを出すことが習慣となり、会社の中でもそれは浸透していきました。
流行を先取りした独創的な製品で評価を高め、ヨーロッパ、極東、南北アメリカの市場に進出していきました。
また グローバル化の流れの中で、イスカル社は先進工業国の各地に工場、流通センター、販売・サービス拠点を設立しました。
その結果、今日ではイスカルの工具は世界中でご利用いただけるようになりました。

IMC(International Metalworking Companies)グループは、イスカル社を中核とする切削工具メーカーグループです。
2006年にバークシャー・ハサウェイ社がIMCグループを買収した後、IMCグループ元会長のエイタン・べルトハイマー氏は、
「世界で最も強力な投資家の一つと提携することで、イスカル社とIMCグループは非常に強力な後ろ盾を得た。
これにより、IMCグループは限りない技術革新を促進し、今まで以上に積極的に事業を展開し、
お客様とより密接な関係を築くことが出来る。」と述べています。

1952年に設立されたイスカル社は、IMCグループの中核として、
現在では世界60カ国以上に130以上の販売拠点を持つまでに発展してきました。
これは、創業者であるステフ・べルトハイマー氏と息子のエイタン・ベルトハイマー氏の洞察力に根付き、成し遂げられたものです。